AppDynamics社のプロジェクトマネジメント担当ディレクターであるNikki Wong氏は、「当社のような規模の会社では、営業チームが収益への影響を考慮せずに市場開拓をしてしまうことがよくあります。しかし、今ではそれを心配する必要はありません。当社の事業戦略は収益戦略と足並みを揃えています」と語ります。
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顧客
サンフランシスコに拠点を構えるAppDynamics社は、エンタープライズコンピューティングの「中枢神経系」となるアプリケーション監視プラットフォームを提供しています。
挑戦
AppDynamicsの財務部は、IPO計画と急激な成長に加えて、複雑な収益配分を大量にこなす必要があり、大きな負担を抱えていました。
解決策
AppDynamics社は、ASC606とIFRS15に対応した世界有数の収益自動化ソリューション、Zuora Revenueを採用しました。
メリット
Zuoraをパートナーに選ぶことにより、AppDynamics社はプロセスを自動化し、効率性を劇的に改善しました。実際、同社は決算にかかる時間を40%も短縮することができたのです。
AppDynamics社は、アプリケーションをリアルタイムでモニタリングし、異常を検出し、ビジネスを円滑に運営し続けています。同社は、企業が問題を解決できるよう、複雑なアプリケーション環境を積極的に監視、分析、最適化できるようにします。BMWグループのデジタルサービス・オペレーション担当バイスプレジデントであるGary Duncan氏は、AppDynamics社を「企業のMRI」と呼んでいます。
「AppDynamics社は2016年当時、目覚ましい成長を遂げていましたが、計画中の株式公開と新たに導入される収益認識基準を見越した経営陣は、収益自動化システムが必要であることを強く認識していました」
Zuora導入の効果はすぐに現れました。財務部は、大量の複雑な契約の収益を手作業で認識する必要がなくなり、専門サービスによる適切な収益の会計処理ができるようになりました。専門サービスによる収益はこれまで手作業で認識されており、時間がかかっていました。現在、同社では、専門サービスによる収益を完了率として自動的に認識できるようになり、獲得する収益と完了済みのサービスをより正確に照合できるため、リスクを軽減できています。また、決済にかかる時間を40%短縮しました。
財務部は監査関連業務や人為的ミスから解放され、より高度な業務に時間を使ったり、Zuoraの管理レポートや設定可能なダッシュボード機能を使って分析に集中したり、手作業による収益計上を止めたり、組織全体の戦略的意思決定を促進したりすることができるようになりました。これこそ、同社が手軽に導入できる収益ソリューションよりもZuoraを選択した決定的な要因であり、AppDynamicsが洞察力のある企業であることを物語っています。
Zuora Revenueの恩恵を受けているのは、同社の収益管理部だけではありません。財務計画・分析(FP&A)部は、Zuora Revenueにより得られた知見をもとに正確に増減を予測できるようになりました。さらに、営業部は、新製品がもたらすダウンストリームでの収益効果を明確に把握することができるようになったのです。
AppDynamics社は現在、信頼でき、拡張性のある収益自動化ソリューションにより、長期的な成長を加速しています。
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